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緒方 元輝

未来ワーキング

ロジカルな考え方とクリエイティブな感性で
家庭にやさしい働き方のアップデートを目指す

緒方 元輝

自動車整備士と映像制作を経てIT業界へ

自動車整備士と映像制作を経てIT業界へ

子どものころからコンピューターに興味があり、高校ではプログラミングを勉強できる学校に進学しました。もうひとつ興味があったのはクルマです。クルマのメカニズムに興味があり、自動車関係の仕事を目指して、高校卒業後は整備士の専門学校に進学。卒業後、輸入車を扱う大手ディーラーに整備士として就職しました。

配属されたのはベンツだけを扱う専門部署で、そこで6年ほど働いたことで、当時の主流だった丸目系ベンツの整備に関しては極めた感があります。しかし、また若かったこともあるのでしょう。毎日同じ故障個所の修理が続き、少々辛くなってきたタイミングで、映像制作会社を立ち上げることになった知人に誘われて、転職を決めました。

仕事は企業向けのPR映像の素材制作でした。ここで、さまざまな映像素材を手がけたのですが、制作系の仕事は、こだわり始めたらきりがありません。早朝から夜遅くまで働くことが日常化しており、30歳を越えたころから次第に身体がついていかなくなってきました。そんな無理がたたり、体調を崩してしまって、やむなく退職することになります。

しばらくはゆっくり身体を休めるつもりでいましたが、そんな折、NTTコムエンジニアリング(以下、コムエンジ)が新規事業を立ち上げるという話があり、アライアンスとして働くことになりました。実は、あくまでも暫定的なつもりでしたので、あまりコムエンジの事業も知らずに働き始めたのですが、かつて勉強していたプログラミングの知識が生かせることがわかり、徐々に楽しくなっていきました。NTTコミュニケーションズの提供する音声系サービスのSOデリバリ業務に2年ほど従事したところで、もっと仕事を突き詰めたい気持ちが強くなり、コムエンジへの入社を決断しました。

次々と業務改善を成し遂げ、
専任チームで手腕を発揮

入社後も引き続きSOデリバリ業務を担当したのですが、キャリアを重ねるにつれて徐々にシステム寄りにシフトしていきました。プログラムの知識があったことも功を奏し、運用する現場目線で課題を抽出し、システム開発サイドに改善要望を上げる役割を担当しました。いまで言う「DevOps(デブオプス)」ですね。その中で、いくつか忘れられないエピソードがあります。

1つ目は「ひかりコラボエントリ開発の要件作成・運用導入」です。ひかりコラボのSOは、専用の端末に手投入していたのですが、これがとても非効率的で、かつ、ミスも多く、課題に感じていました。そこで、NTT東日本・NTT西日本が公開したAPIにもとづき、SOセンタを介すことなく営業担当がオーダーを入れるだけで工事稼働まで確保できる仕組みの要件をつくり、導入までの一連のプロセスを担当しました。APIの仕様により、まだまだ課題はありますが、思い描いていたプロセスを実現できたことは、大変貴重な経験になりました。

2つ目は「BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)の機能拡充」です。BPMとはOracleが提供するのプロセス管理を見える化するシステムなのですが、これを大手法人向けのIP電話サービスのSOプロセスに組み込んでおり、それを拡充することによりオペレーターのタスク管理が効率化し、取り漏れや依頼漏れを削減できました。さらに自動化の機能を拡充したことで、年間2,000万円ほどの稼働を抑えることができました。

このような取り組みを通じて、2022年よりSOデリバリの業務効率化を専門に担う業務改善チームに異動しました。直近で取り組んだ施策は「工事調整Web」から新システムへのデータ移行です。工事調整Webとは、その名の通り工事日程を調整するシステムなのですが、長年使い続けてきたことでシステムが複雑化し、しかもデータベースを他システムと共有しているため、改修するにも、費用がかかりすぎてままならない状態でした。そこで、新システムへ切り替えることになり、現在もチームが一丸となって尽力しています。

次々と業務改善を成し遂げ、<br alt=専任チームで手腕を発揮">

新たな働き方を構築し、<br alt=子育てしやすい社会を実現したい">

新たな働き方を構築し、
子育てしやすい社会を実現したい

現在の仕事のやりがいは、最先端の技術を駆使して、“こうあるべきだ”といった理想をとことん追求できるところです。これはコムエンジ全体に言えることですが、自分のやりたいことを提案しやすい環境ですので、どんどん新しいことにチャレンジできますし、「失敗してもいいよ」と励ましてくれます。もちろん、失敗して指導を受けることもありますが(笑)、上司との良好な信頼関係が築けることが、コムエンジの強みの1つだと思います。

親しい同僚から「未来ワーキング」の話を聞いたことが、未来ワーキングに興味を持ち始めたきっかけです。私はリモートワーク中心の働き方に変化したことで、社内の交流の機会が減少したことに不安を感じていました。さらに、子どもが生まれて家庭環境が変化したこともあり、より良いワークライフバランスを実現する必要性も感じていました。そこで、働き方をアップデートできる可能性を感じて、自ら未来ワーキングに参加しました。

現在、取り組んでいるテーマは「新感覚リモートオフィス」というものです。たとえば、ワーケーションプランなどを利用して、昼は仕事し、夜は社員との交流ができれば、かなりリフレッシュできるでしょう。加えて、子どもを同伴し、仕事中は子どもを見てくれるようなオプションがあったらいいのではと考えています。その間、自宅にいる妻は、育児から解放されるわけです。現在、開催に向けて企画を詰めているところです。

モットーは、物事に対して3手先くらいまで読むようにしていることです。以前趣味として取り組んでいた将棋でもそうですが、大体3手先まで読めれば、一般的なレベルの方には負けないものです。読みを怠ると失敗につながりますので、常に先を読むことが重要だと思っています。

OFF TIME
若いころから、バイクに乗っていて、愛車のハーレーでツーリングを楽しんでいます。最近、南房総の白浜を走ったのですが、景色が最高でした。普段は、近所の公園で子どもと遊ぶことが多いですね。女性メインで子育てする時代は終わったと感じており、家事や子育てに積極的に関わっています。

緒方 元輝

PROFILE

緒方 元輝

2015年、NTTコムエンジニアリングに入社。音声系サービスのSOデリバリ業務で、業務改善を手掛けた手腕を買われ、現在は業務改善の専属チームでさまざまな施策に取り組んでいる。常に物事を3手先まで読む洞察力を生かし、着実にキャリアを積み上げている。

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