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【アクションプログラム】ネパール渡航レポ
 ~ごみ問題解決への挑戦②~

2024.12.20

オンラインパチンコ<br ~ごみ問題解決への挑戦②~

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オンラインパチンコ

SDGs推進室

清水 さち

渡航スケジュールとフライトキャンセル?!

前回のブログでは、アクションプログラムや、ネパールについてご紹介しましたが、今回からは実際に渡航中にどんなことをしたのか、をご紹介したいと思います。
これまでの活動を通して、ネパールのさまざまな現状を知り、3期では”エンジができるゴミ問題の解決”を活動テーマに決めて取り組んできました。
今回で4度目となる渡航では、このテーマの実現に向けてのスモールスタートができるよう、ネパールチームから6名のメンバーが渡航し、9月16日〜22日の1週間でPoC(=概念実証)を実施しました。

<1週間の主なスケジュール>
Day1:IGC(1期から交流のあるColorbathさんの現地ビジネスパートナー企業)オフィスにて、
    事業モデル、アプリ開発における実現性を議論、リサイクル業者訪問
Day2:サンスカール小学校訪問、ペーパーペンシル工場訪問、ゴミ回収会社と会食
Day3:ゴミ回収体験、現地調査(ホテル、飲食店、一般家庭)
Day4:サンスカール小学校でワークショップ、ブタニールカンタ自治体訪問
Day5:孤児院訪問/街中インタビュー、自由時間
Day6:ゴミ回収体験、クロージング

飛行機と空港の様子

カトマンズでの有意義なPoCに向けて準備も終盤にさしかかったころ、並行してホテルやフライトの予約も順調に進めていたのですが、
渡航10日前に急に連絡が入り、まさかの往路のフライトがキャンセルに。。。
午前出発の直行便のフライトから、深夜便かつ、バンコク経由(早朝着)のフライトに変更することになりました。
結果的に、現地には当初より早い時間に到着するフライトになりましたが、1日の終わりを迎えるころに空港集合、日付が変わったころに離陸、
真夜中に機内食を食べ、明け方5時前にバンコク着からの約7時間のトランジットという、なかなかのハードスケジュールから幕開けました。
今回が初めての海外渡航のメンバーもおり、初めてにしては気合のいるスケジュールだったのではないでしょうか?!

Day0:カトマンズ無事到着!

15日の深夜に日本を発ち、16日のお昼ごろカトマンズに到着。時差は3時間15分なので、約12時間の長旅でした。

カトマンズに到着時の写真

空港には、Colorbathのメンバーが迎えに来て下さっており、一緒にホテルに向かいました。
チェックインを済ませた後は、みんなでダウンタウンを少し散策し、メンバー全員で決起集会を行いました。

カトマンズのダウンタウン、”タメル地区”は観光客にも人気のエリアとなっており、安宿、大衆食堂、BAR、民芸品やトレッキンググッズ等、タメルに行けばなんでも揃う雑多なエリアです。ネパールが初めてのメンバーもいたので、まずは現地の雰囲気を掴むべく、街並みを楽しみました。

カトマンズの街並みの写真

決起集会では、1週間の滞在が無駄にならないよう、全体スケジュールの確認から、Day1に向けての最後の意識合わせも行い、
各自ホテルに戻ってからも最終準備でLINEは深夜まで続きました。
ホテルでは、あるフロアのブレーカを落としてしまう事件も起き、長いフライトからの初日は慌ただしく終わっていきました。笑

Day1:日本でのビジネスモデルをプレゼン

翌日のDay1。朝食を各自で済ませ、ロビー集合。
みんな疲れた様子もなく、本日の予定を確認した後、配車アプリを使ってタクシーを呼ぶことからスタート。
Colorbathさんのサポートの元、滞在中は基本的には自分たちで手配します。

メンバー集合

余談:現地での移動手段はローカルバス、自家用車、バイクとさまざまですが、外国人にはハードルが高く、また、タクシー代も日本と比べると断然安いため、今回の滞在では基本的にタクシーを利用しました。(アプリは値段がもともと決まっているので、交渉不要で外国人にも使い勝手がよかったです!)

打ち合わせの様子

午前中はIGCのオフィスでIGCの方と打ち合わせを行いました。
日本で練ってきたビジネスモデルとアプリ開発の実現性を、メンバーで分担してプレゼンしました。

打ち合わせの様子

IGCの方の感触もよく、意見交換もたくさんすることが出来ました。
これを軸に、今後の現地調査やディスカッションから内容を更に発展させ、利用者にとってより使い勝手のいいアプリになるよう進めていくことになりました。

日本語学校訪問時の様子

最後はIGCが運営する、同じビルにある日本語学校へ、日本から持ってきた文房具を寄贈しました。
この文房具も、渡航前に社員へ声がけを行い、短期間に関わらずたくさんの寄付いただいた文房具です。
こうして海を渡り、実際に使ってくれている様子を見るとうれしくなりますね。
日本語を上手に話す生徒たちばかりで、とても勉強熱心な様子が見られました。

寄贈した文房具の写真

お待ちかねのランチタイム!

ランチはオフィス下のローカルなお店でいただきました。
時間があまりなかったので、”さくっと食べよう!”と思ってこちらのお店にしましたが、
待てど暮せど提供されず、、、さすがネパリータイム。挙句の果てには、隣の現地人のオーダの方が先に通ってしまうという状況。
でもこの誤算も許容範囲内。午後から訪問する会社に連絡を入れ、少し遅らせてもらうことにしました。郷に入れば郷に従えとはこのことですね。

ランチの写真

ようやく来たランチはなかなかのボリューム。みんなで手分けしてたいらげました。

ランチをかきこんだメンバーは、足早にチャータしていただいた車に全員で乗り、リサイクル業者まで向かいます。
少し距離があったので、現地までドライブ。社内からカトマンズの町並みや現地の人たちの日常が伺えました。

なんといってもバイクが多い、、、。また、信号待ちの間には、物乞いの子どもたちが我々の車をたたき、買ってくれと訴えてくる場面も。車の種類や社内の様子から、
外国人だと判断し、群がってくるのだと思います。子どもたちの期待に応えることは出来なかったのですが、いろいろ考えさせられる一面でした。

カトマンズの街並みの写真

Day1:リサイクル業者訪問

リサイクル業者から見える景色

車は目的地に到着。山の上にあるリサイクル業者Doko Recyclersは、E-Waste(電気電子機器廃棄物)を中心に回収しており、敷地内にはリサイクル対象の機器をメインに、プラスチックや家電がたくさんありました。

メンバーでの打ち合わせの様子

会社を創立したきっかけや、事業内容、今後の目標などたくさんお話を聞かせていただいたりと、たくさん意見交換することができ、今後何か一緒にできる可能性を確信したメンバーでした。
また、Doko Recyclersは子供たちにリサイクルのワークショップを開催しているということを聞き、2日後の小学校でのワークショップでコラボできないか、ダメ元でで打診してみたところ、快く承諾いただきました。

カゴの写真

余談:Dokoという名前ですが、ネパールではカゴのことを”doko(ドコ)”というそうで、そこから名付けたそうです。

最後はオフィスの前で記念撮影。”docomo”と”doko”でハイチーズ!

集合写真

実際に足を運び、Face to Faceで話すことで、相手の表情や感情を汲み取ることができると実感しました。
また、メンバーは移動中も感想を言い合ったり、次に活かせそうな話題で持ち切りで、Day1からとても有意義な1日となりました。

Day1終了!

夕飯はみんなでダウンタウンにあるカフェへ。
思い思いにオーダし、今日の振り返りと明日に向けての意識合わせをしました。
盛りだくさんの1日となりましたが、この日も深夜まで各自での準備が進められました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
Day2以降お楽しみに!

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